呪術廻戦S4発表・ハンターハンター新展開・ワンピース快調:アニメ界が5月に沸く
呪術廻戦Season 4が2027年1月に向けて制作中と発表され、ハンターハンターは新アニメ映像の2026年公開が確定、ワンピースはマンガ販売でJJKを圧倒するなど、春アニメシーズンが盛況を迎えている。
1. 呪術廻戦Season 4、2027年1月放送予定として正式発表
冬シーズン最終回の直後に発表が行われ、呪術廻戦の第4シーズン(サブタイトル「The Culling Games Part 2」)が2027年1月放映を目指して制作中であることが正式に確認された。第3シーズンで描かれた死滅回游(カリングゲーム)の前半部を引き継ぎ、近代最強の術師たちによる高密度なバトルシーンの連続が予想される。このシーズンをもってカリングゲームアークが完結し、最終章へと続く橋渡しとなる構成が示されている。
現在Huluなど主要配信プラットフォームで世界同時配信中の本作は、英語圏でも依然として高い人気を維持している。また、2025年9月に「週刊少年ジャンプ」で開始したスピンオフ「呪術廻戦 Modulo」は第25話で幕を閉じており、ファンの関心は再び本編のアニメ展開へと向かっている。週刊少年ジャンプ誌上での新刊売上ではワンピース114巻(61万2,000部)に次ぐ2位(Modulo第2巻:19万4,000部)となっており、ワンピースとの差が広がりつつある。
制作スタジオおよびスタッフの陣容は現時点では未発表だが、ファンからは前シーズン同様のMAPPA制作継続を期待する声が多い。
2. ハンターハンター:2026年新アニメ映像の公開が確定、連載再開も近づく
冨樫義博原作「HUNTER×HUNTER」について、2026年内に新たなアニメ映像が公開されることが確定した。この映像は単独アニメ作品ではなく、2026年リリース予定のスマートフォンゲーム「HUNTER×HUNTER: Nen×Survivor」のスタッフによって制作されたもので、ゲームには完全新作のアニメーション映像が収録されるという。ファンにとってはこの2年間の長い沈黙を破る大きなニュースとなっている。
連載の方は2024年以降で最も長いとなる16か月の休載を経て、冨樫義博本人が2026年4月8日のポスト(旧Twitter)で「第420話以降の掲載時期についてはジャンプ編集部からのアナウンスをお待ちください」と投稿したことが改めて注目を集めている。まだ再開時期は確定していないが、2026年内の再開に向けて準備が進んでいるとの観測も出ている。
なお、Crunchyrollが米国でのHUNTER×HUNTERの配信を突然停止したことも話題となっている。理由の説明はないが、同作はNetflix・Hulu・Tubiでは引き続き視聴可能。
3. ワンピース「巨人の国」編が4月スタート、マンガ売上でJJKを圧倒
ワンピースは2026年4月5日から新シーズン「巨人の国」編の放映を開始し、毎週日曜日に新エピソードを配信している。麦わらの一味が文字通りの巨人たちの国を舞台に繰り広げる冒険は、原作ファンからの期待も高い。6月まで継続予定のこのシーズンは春2026アニメランキングでも上位を維持し続けている。
マンガ市場でのワンピースの存在感はさらに圧倒的だ。オリコン調べによると、直近の集計でワンピース114巻が61万2,629部を記録。呪術廻戦のスピンオフ「Modulo」第2巻(19万4,752部)を大幅に上回り、国民的作品としての地位を再確認した。2025年以降は海外市場でもマンガ版の電子書籍販売が伸びており、グローバルな人気は衰えを知らない。
春2026シーズンはワンピース以外に大型タイトルが少ないという指摘もあったが、だからこそ本作への集中度が高まっており、週ごとの視聴率や話題性は高い水準を保っている。
4. CrunchyrollがAni-May 2026を開催:アニメの世界的祝祭が各地で展開
Crunchyrollは「Ani-May 2026」と銘打ったグローバルなアニメ祝祭キャンペーンを4月23日に発表し、5月を通して展開している。小売り・ゲーム・ライブイベントなど多岐にわたる施策を組み合わせた大型プロモーションで、アニメファンコミュニティのさらなる拡大を目指している。
5月のCrunchyrollでは「マイ・ドレスアップ・ダーリン」第2シーズンも配信中で、木野日向子と五条和也の友情と恋の成長を描くこの作品は、若いアニメファンを中心に強い支持を得ている。また「Vertex Force」という新作アニメシリーズも発表されており、監督・高村和宏のメガホンのもと2026年10月に放映開始予定となっている。
ストリーミング競争においても、Crunchyrollと並びNetflixが5月に「デビルメイクライ」Season 2および「暗殺教室」Season 1の全エピソードを公開するなど、アニメコンテンツへの大型投資が続いている。
5. Summer Wars 4K UHDコレクターズ版がUKで発売、Kizumonogataりブルーレイも
英国市場では5月11日付けで注目のフィジカルメディアが複数リリースされた。Anime Limitedがリリースした「サマーウォーズ」のAnimeLimit Storeエクスクルーシブ4K UHD豪華版は、細田守監督の2009年作品を現代の映像規格で蘇らせる意欲作だ。高精細マスタリングによる鮮やかな夏の色彩と、臨場感あふれるアクションシーンが4Kの画質でどう再現されるかが注目されている。
MVM Entertainmentからは「傷物語 -コヨミヴァンプ-」のコレクターズエディションBlu-Rayも同日発売。西尾維新×SHAFT×山本寛のコラボレーションとして「化物語」ファンにとって欠かせない作品の、高品質フィジカルエディションが英語圏ファンの手に届くことになった。
こうした高品質フィジカルメディアの需要は、配信全盛期においても根強く残っている。コレクターズ向け特典(スリップケース・アートブック・特典ディスク等)への投資が収益化できている市場として英国は引き続き重要で、Anime LimitedやMVMといったレーベルが高いキュレーション力で支持を集めている。