モノノ怪・パトレイバー新作が公開迫る、呪術5周年も盛り上がる5月のアニメ
5月後半に劇場版モノノ怪第三章と機動警察パトレイバーEZYが公開予定、秋のドラゴンボール新作発表も加わり2026年アニメが本格始動。
1. 「劇場版 モノノ怪 第三章 蛇神」5月29日公開――怪異と美術の融合が再び
2024年に第一章・第二章で映像業界を驚かせた劇場版モノノ怪シリーズの第三章「蛇神」が5月29日に公開される。日本の伝統美術を大胆に取り入れた独特のビジュアルスタイルと、薬売りが怪異の「形・真・理」を暴いていく物語構造が国内外で高い評価を受けており、第三章への期待も非常に高まっている。シリーズを通じてアニメーションと日本画・浮世絵・屏風絵などの伝統表現を融合させた映像美は、海外映画祭でも注目を集めている。「蛇神」では新たな怪異と薬売りの対峙がどのように描かれるのかが最大の見どころで、公開直前にはキャスト・スタッフによる舞台挨拶も予定されている。シリーズ完結への期待とともに、劇場へ足を運ぶ価値のある作品として注目だ。
2. 「機動警察パトレイバー EZY」5月22日公開――伝説の90年代ロボットアニメが復活
押井守監督作で1989年〜1990年代に社会現象を巻き起こした「機動警察パトレイバー」シリーズの新作劇場版「EZY」が5月22日に公開される。警察組織とロボット(レイバー)が共存する近未来東京を舞台にした社会派SFという独自のジャンルを確立した本シリーズの新作は、往年のファンはもちろん、新規ファンにとっても絶好の入り口となる可能性がある。2026年の劇場アニメ市場は多くの作品が集中しており競争が激しいが、パトレイバーのブランド力と根強いファン層は強力な集客要因だ。製作スタッフの詳細はまだ公開中だが、シリーズの世界観を現代的な映像技術でどう描くかが注目ポイントとなっている。
3. 「呪術廻戦」5周年記念コラボがスシロー系くら寿司で展開中
「呪術廻戦」は5周年記念企画として、5月15日から6月21日まで回転寿司チェーン「くら寿司」との大規模コラボを実施中だ。TVアニメ放送開始から5年を迎えた本作は、漫画累計発行部数が8000万部を超えており、依然として国内外で最高峰の人気を誇る作品のひとつだ。くら寿司とのコラボは限定メニューやオリジナルグッズの配布が行われ、ファンにとって見逃せないイベントとなっている。5月2日にはゴールデンカムイとうまい棒のコラボがアニメイト各店舗でスタートしており、2026年5月はアニメキャラクターを軸にした食・グッズコラボが相次いでいる。コラボマーケティングはアニメIPの収益化において不可欠な柱となっており、その規模と多様性はますます拡大している。
4. ドラゴンボール新作2本が秋2026に確定――「Beerus編」と「Frieza編」を連続投下
ドラゴンボール公式は「Dragon Ball Super: Beerus Enhanced」と「Dragon Ball Super: Frieza」の2作品をともにFall 2026に公開予定と確認した。Beerus Enhancedはオリジナル映像の再レンダリングと追加シーン・新ダビングを加えた強化版であり、FriezaはBeerus Enhancedの予告編末尾でサプライズ発表された完全新作アニメだ。ドラゴンボール公式は「銀河パトロール編」のアニメ化も1月に発表済みであり、2026年は複数のタイトルが同時進行で展開される大型年となっている。マンガ単行本24巻も5月リリース予定とされており、アニメ・マンガ双方で展開が活発化している。一度は終わったと思われたシリーズの多面展開は、ドラゴンボールIPの底力を改めて示している。
5. ガンダムウイング新ビジュアルプロジェクト発表――GUNDAM ASSEMBLE卓上ゲームも10月展開
バンダイナムコフィルムワークスは「ガンダムコンファレンス Spring 2026」のライブ配信にて、「機動戦士ガンダムW(ウイング)」フランチャイズの「新ビジュアルプロジェクト」を発表した。詳細はまだ明らかにされていないが、1995年放送の名作シリーズへの言及だけで国内外のファンが一斉に注目している。同時に、ガンダムシリーズのモビルスーツを使用した競技ミニチュアテーブルトップゲーム「GUNDAM ASSEMBLE」が10月から5アイテム同時展開、その後毎月新作を投入する計画が明らかになった。ゲームとアニメの両面からガンダムIPを活性化する戦略は、世界的なホビー市場での存在感を高めようとするバンダイナムコの取り組みの一環だ。